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200763月10日更新
「吉例歌舞伎大会」 東濃歌舞伎中津川保存会
2007年3月5日東濃版
親が、誤って刺した娘をさらに責め立てるすごみも見せた神霊矢口渡=中津川市の東美濃ふれあいセンターで
▲親が、誤って刺した娘をさらに責め立てるすごみも見せた神霊矢口渡=中津川市の東美濃ふれあいセンターで

中津川の吉例歌舞伎
役者ら迫力の舞台
43年ぶり神霊矢口渡も
 東濃歌舞伎中津川保存会(市川尚樹会長)の「吉例歌舞伎大会」が四日、中津川市茄子川の東美濃ふれあいセンター歌舞伎ホールで開かれた。約五百人の観客が訪れ、おひねりを投げたり拍手したり。舞台の役者と一緒になって楽しんだ。同市、市教委と東濃歌舞伎中津川保存会の共催、中日新聞社など後援。
 昨年六月から中央公民館講座「こども歌舞伎教室」を受講している小中学生が「菅原伝授手習鑑 車曳」を、保存会員は「同 寺子屋」「青砥稿花紅彩画」「神霊矢口渡」を上演した。

 神霊矢口渡は、中津川では四十三年ぶりの上演。平賀源内による新田義貞ゆかりの江戸浄瑠璃だと、振付の吉田茂美さんが説明して幕が開いた。笑いありすごみありの舞台で、ややふらつくような特殊な手足の動きで花道を引っ込む「くも手蛸足」や、回り舞台など道具の魅力も見せた。

 会場では、昨年の吉例公演後に東京・国立劇場の舞台を踏んだことや、振付の中村高女さんが昨秋、中日社会功労賞を受けたことなどの報告もあった。(山本哲正)

この記事は「中日新聞多治見支局」のご協力を得て掲載しています
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